ホームルーターの通信速度が気になっている人は多いですが、使い方次第では光回線がなくても十分快適に使えます。
この記事では、ホームルーターの実測速度データをもとにポケット型Wi-Fiや光回線と比較し、速度が遅いときの対処法もわかりやすく解説します。
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2月額料金
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3通信速度
- みんなのネット回線速度(みんそく)の上り速度
- みんなのネット回線速度(みんそく)の下り速度
4提供エリア
- 全国対応かどうか
- 地域限定の場合にどの程度カバーしているか
5サポート
- 電話・チャット・メールなど問い合わせ窓口の種類
- 営業時間・つながりやすさ
- 開通後の初期設定サポートや訪問サービスの有無
- ユーザーの口コミ・評判をもとにした対応品質
山本 純也
法人ISP課 光回線担当
2006年に新卒として入社。6年間のWebサイト制作の営業を経た後に光回線敷設業務を担当。2017年からは店舗ネットワークの設定・構築・現地サポート業務に携わり、現在は光コラボレーションでの回線新設・障害対応を行っております。同社で勤続20年を超え、これまでの経験を生かしたサポートで常に快適なネットワーク環境をお客様へご提供することを心がけています。
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ホームルーターの速度はどのくらい出る?

ホームルーターはモバイル回線(4G/5G)を利用するため、光ファイバーとは仕組みが異なります。
ネット上では「遅い」という口コミも見かけますが、これは利用環境や用途によるところが大きく、カジュアルな使い方なら快適と感じる人が多いのが実態です。
まず「最大速度」と「実測速度」の違いを理解しておくと、ホームルーター選びで失敗しにくくなります。
「最大速度」と「実測速度」の違い
サービスの広告でよく見る「下り最大○○Gbps」は理論上の最大値であり、実際に日常的に出る速度(実測速度)とは大きく異なります。
実測速度は時間帯・電波環境・接続台数によって変動するため、比較するなら実測値(平均実効速度)を参考にするのが正確です。
目的別に必要な通信速度の目安は以下の通りです。快適に使えるか判断する材料にしてください。
| 用途 | 必要な通信速度 |
|---|---|
| WebサイトやSNSの閲覧 | 1Mbps以上 |
| メールやLINEメッセージの送受信 | 128Kbps以上 |
| 動画視聴 | 3Mbps以上 |
| オンラインゲーム(PC・スマホ共通) | 30Mbps以上(ジャンルによっては20ms以下のPing値も必要) |
| Web会議 | 10Mbps以上 |
ポケット型Wi-Fiとの速度を比較
ホームルーターとポケット型Wi-Fiの通信速度を比較表にまとめました。
なお、ポケット型Wi-Fiを幅広く比較したい方は『おすすめのポケット型Wi-Fiランキング』の記事もあわせてご覧ください。
| 回線種別 | サービス | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|---|
| ホームルーター | ドコモ home 5G | 201.69Mbps | 19.97Mbps | 39.42ms |
| ソフトバンクエアー | 150.76Mbps | 14.19Mbps | 41.48ms | |
| Speed Wi-Fi HOME 5G L13(au/UQ) | 119.69Mbps | 27.47Mbps | 47.49ms | |
| Rakuten Turbo | 91.01Mbps | 32.11Mbps | 42.21ms | |
| ポケット型Wi-Fi | WiMAX | 128.69Mbps | 25.42Mbps | 45.97ms |
| ワイモバイル | 37.47Mbps | 3.26Mbps | 36.72ms | |
| 楽天モバイル | 32.55Mbps | 17.94Mbps | 56.95ms | |
| MUGEN WiFi | 21.91Mbps | 6.12Mbps | 52.91ms |
全体的な数値を見比べると、下りと上り速度、Ping値の3つともにホームルーターがポケット型Wi-Fiよりも優れている傾向があります。
ポケット型Wi-FiはWiMAXが頭一つ飛び抜けていますが、それでもホームルーターと比べると見劣りします。
ホームルーターは搭載アンテナが多く5G対応モデルが多いので、自宅でWi-Fiを利用するならポケット型Wi-Fiよりおすすめです。
光回線との速度を比較
人気のホームルーターと光回線の通信速度を比較表にまとめました。
光回線は有線の光ファイバーを使うため安定性が高く、ホームルーターとは仕組みの面で大きな差があります。
| 回線種別 | サービス | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|---|
| ホームルーター | ドコモ home 5G | 201.69Mbps | 19.97Mbps | 39.42ms |
| ソフトバンクエアー | 150.76Mbps | 14.19Mbps | 41.48ms | |
| Speed Wi-Fi HOME 5G L13(au/UQ) | 119.69Mbps | 27.47Mbps | 47.49ms | |
| Rakuten Turbo | 91.01Mbps | 32.11Mbps | 42.21ms | |
| 光回線 | auひかり | 640.21Mbps | 599.73Mbps | 15.96ms |
| NURO光 | 832.04Mbps | 714.93Mbps | 11.75ms | |
| ソフトバンク光 | 492.05Mbps | 402.7Mbps | 17.26ms | |
| ビッグローブ光 | 498.61Mbps | 406.76Mbps | 17.39ms |
光回線は下りと上りのどちらも平均実効速度が400Mbps以上で、Ping値も20msを下回っています。
そのため動画サイトでのライブ配信やオンラインゲームをする人には光回線が第一選択肢です。
WebサイトやSNSの閲覧、動画の視聴では下り速度が出ていれば十分なので、ホームルーターでも快適に使えます。
ホームルーターの速度が遅いときの原因・対処法

ホームルーターを使っていると、突然通信速度が落ちたり動画の読み込みが遅くなったりすることがあります。
原因の多くはホームルーター自体の故障ではなく、設置環境や設定を見直すことで改善できるケースがほとんどです。
主な原因と対処法を7つにまとめました。心当たりのある項目から試してみてください。
- 再起動
- 接続するデバイス台数を減らす
- 設置場所を変えてみる
- 周波数帯を変更する
- 夜間・時間帯の混雑を避ける
- 4G固定にする
- 新機種への買い換え
再起動
速度が遅いと感じたら、まず再起動を試してみましょう。
ホームルーターを長時間使い続けると負荷が蓄積されて熱を帯びたり、キャッシュが溜まることによる不具合を起こす場合があります。
電源を切らずに長期間稼働させている端末に起こりやすいので、週に一度程度の再起動を習慣にすると速度低下を防ぎやすくなります。
接続するデバイス台数を減らす
ホームルーターには機種ごとに同時接続可能台数の上限が設定されています。
上限に近い台数を接続していると通信が分散して、一台あたりの速度が落ちる原因になります。
使用頻度の低いデバイスを切断するだけで改善することがあるので、まず接続台数を確認してみてください。
設置場所を変えてみる
ホームルーターはモバイル回線を使うため、電波の受信状況が悪い場所に置くと速度が低下します。
設置場所を変えるだけで改善することが多く、以下のポイントを押さえた場所への設置がおすすめです。
- 電波を受信しやすい窓際
- 床から離れた高い場所
- 鏡や水槽、電化製品から離れたところ
窓際や高い場所はホームルーターが電波を拾いやすく、通信速度の改善が見込めます。
また、鏡や水槽の近くは電波が反射・吸収されやすく、電子レンジなどの家電と近いと電波が干渉して速度が不安定になることがあります。
周波数帯を変更する
Wi-Fiで利用する周波数帯には2.4GHzと5GHzの2種類があり、ホームルーターによっては自分で切り替え可能です。
2.4GHzと5GHzにはそれぞれ特性があるため、環境に合わせて使い分けると速度が改善されることがあります。
| 周波数帯 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 2.4GHz | 壁や柱などの障害物に強い | ・電化製品が近くにあるとお互いの電波が干渉する ・通信速度が5GHzより劣る |
| 5GHz | ・電化製品が近くにあっても干渉しない ・通信速度が2.4GHzより速い | 壁や柱などの障害物に弱い |
家電と電波が干渉している可能性が高い場合は5GHzを、ルーターとスマホの接続が不安定なときは2.4GHzに切り替えるのがおすすめです。
夜間・時間帯の混雑を避ける
ホームルーターの速度が遅くなりやすい時間帯として、夜間(20〜24時)の混雑が挙げられます。
モバイル回線はエリア内のユーザーが基地局を共有して使うため、通信が集中する夜間は速度が落ちやすくなります。
動画の視聴や大容量ファイルのダウンロードは、混雑が少ない昼間や早朝に行うと快適に使えます。
4G固定にする
利用する回線を4Gに固定すると、通信速度が改善される場合があります。
5G対応ホームルーターを利用していても、5G電波の受信状況が悪い場所では4Gの方が安定することがあります。
ただし、4G固定にすると5Gの高速性能を活かせなくなるため、どの場所に置いても速度が出ない場合の最終手段として試してください。
新機種への買い換え
古い機種のホームルーターを使っている場合、新しいモデルへの買い換えも有効な選択肢です。
新しいモデルは対応しているWi-Fi規格が新しく、最大通信速度がより速くなっています。
現在使っている機種が4G回線のみ対応の場合、5G対応モデルへ買い換えると速度改善が見込めます。
速度が速いホームルーターおすすめ3選
通信速度の面でおすすめのホームルーターは以下の3つです。
実測値の評判が良く、キャッシュバック特典やスマホとのセット割なども揃っているため、トータルコストを抑えながら速い回線を使いたい人に向いています。
ぞれぞれ対応しているキャリアや特典の内容が異なるので、自分のスマホキャリアと照らし合わせながら選んでみてください。
- 1位:ドコモ home 5G
- 2位:SoftBank Air
- 3位:楽天Turbo
1位:ドコモ home 5G

| home 5Gの評価 | |
|---|---|
| / 50点 | |
| 特典 | 6.0点 |
| 料金 | 5.0点 |
| 通信速度 | 10.0点 |
| 提供エリア | 9.0点 |
| サポート | 10.0点 |
| ドコモ home 5Gの基本情報 | |
|---|---|
| キャンペーン | ・【オンラインショップ/期間限定】HR02の購入でdポイント16,680pt進呈 ・HR02の購入でdポイント15,000pt進呈 ・他社違約金分のdポイントを最大22,000pt還元 ・端末代金実質無料 |
| データ容量 | 無制限 |
| 通信方式 | ドコモ 4G/5G |
| 最大通信速度 | 受信時:4.2Gbps 送信時: 218Mbps |
| 平均実効速度 | 受信時:201.69Mbps 送信時: 21.33Mbps |
| 月額料金 | 5,280円 |
| 手数料 | 4,950円 ※ドコモオンラインショップなら無料 |
| 端末代金 | 73,260円 ※4年間利用で実質無料 |
| 契約期間 | なし |
| 違約金 | 無料 |
| セット割 | ドコモ |
| 製品名 | home 5G |
| 提供会社 | NTTドコモ |
参考:ドコモ home 5G
- 通信速度の評判が良い
- ドコモユーザーはスマホセット割が受けられる
- 端末代金が実質無料
- ドコモオンラインショップで申し込まないと契約事務手数料がかかる
- 窓口によってキャッシュバックかdポイント還元かが異なる
- dポイント還元の場合は利用開始月から4か月後に進呈
ドコモ home 5Gはホームルーターの中でも特に通信速度の評判が良く、機能性を重視したい人におすすめです。
端末代金が実質無料なうえ、他社違約金を最大22,000ptのdポイントで相殺してくれるキャンペーンもあり、乗り換えのハードルが低いです。
2位:SoftBank Air

| Softbank Airの評価 | |
|---|---|
| / 50点 | |
| 特典 | 5.0点 |
| 料金 | 4.0点 |
| 通信速度 | 7.0点 |
| 提供エリア | 8.0点 |
| サポート | 10.0点 |
| SoftBank Airの基本情報 | |
|---|---|
| キャンペーン | ・サイト限定申込かつAirターミナル6購入で最大45,000円キャッシュバック ・手数料1,100円割引 ・月月割:2ヶ月目~49ヶ月目まで月額料金1,485円割引 ・最大にねんサポートキャンペーン:24ヶ月目まで月額料金418円割引 ・他社での違約金・工事費を満額キャッシュバック ・25歳以下もしくは60歳以上の方は24ヶ月間月額料金2,090円割引 ・契約事務手数料割引キャンペーン |
| データ容量 | 無制限 |
| 通信方式 | ソフトバンク 4G/5G |
| 最大通信速度 | 受信時: 2.7Gbps 送信時: 公式非公開 |
| 平均実効速度 | 受信時: 151.69Mbps 送信時: 14.42Mbps |
| 月額料金 | 5,368円 |
| 手数料 | 4,950円 ※契約事務手数料割引キャンペーン適用で3,850円 |
| 端末代金 | 95,040円 ※48カ月の利用で実質無料 |
| 契約期間 | なし |
| 違約金 | 無料 |
| セット割 | ソフトバンク ワイモバイル |
| 製品名 | SoftBank Air |
| 提供会社 | ソフトバンク |
参考:SoftBank Air
- 代理店での申し込みなら高額キャッシュバックが受けられる
- ソフトバンク・ワイモバイルのスマホユーザーはセット割が受けられる
- 端末代金が実質無料
- 窓口によってキャッシュバック金額や条件が異なる
- 端末代金の分割支払い中に解約すると残債が請求される
- ソフトバンク・ワイモバイル以外のスマホユーザーはセット割対象外
SoftBank Airも通信速度の評判が良く、代理店で申し込むと高額キャッシュバックが受けられる点が魅力です。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはスマホセット割も適用できるため、対象のユーザーにとって有力な選択肢になります。
3位:楽天Turbo

| 楽天turboの評価 | |
|---|---|
| / 50点 | |
| 特典 | 8.0点 |
| 料金 | 7.0点 |
| 通信速度 | 6.0点 |
| 提供エリア | 4.0点 |
| サポート | 5.0点 |
| Rakuten Turboの基本情報 | |
|---|---|
| キャンペーン | ・Rakuten最強プランとセットで永年1,000ポイント還元 ・製品代実質0円 |
| データ容量 | 無制限 |
| 通信方式 | 5G/4G |
| 最大通信速度 | 受信時:2.1Gbps 送信時:218Mbps |
| 平均実効速度 | 下り:92.56Mbps 上り:32.53Mbps |
| 月額料金 | 4,840円 |
| 手数料 | 3,300円 |
| 端末代金 | 41,580円 ※実質無料 |
| 契約期間 | なし |
| 違約金 | なし |
| セット割 | 楽天モバイル ※ポイント還元 |
| 製品名 | Rakuten Turbo 5G |
| 提供会社 | 楽天モバイル |
参考:楽天Turbo
- 完全無制限(速度制限なし)で使い放題
- 楽天モバイルユーザーはセット割が受けられる
- 工事不要で届いた日から使える
- 楽天回線エリア外では速度・安定性が低下する
- 楽天モバイル以外のスマホユーザーはセット割が受けられない
- 通信速度の口コミは使用環境によって評価が分かれる
楽天Turboはデータ容量が完全無制限のホームルーターで、速度制限を気にせず使い続けられる点が最大の魅力です。
楽天モバイルユーザーはスマホとのセット割が適用され、月額料金をさらに抑えられます。
ホームルーターの速度に関するよくある質問
ホームルーターの通信速度についてよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
契約前に疑問を解消しておくことで、申し込み後の「思っていたのと違う」を防ぎやすくなります。
ホームルーターの速度でオンラインゲームはできる?
ゲームのジャンルによって要求が異なり、FPSや格闘ゲームではPing値20ms以下が理想ですが、ホームルーターは30〜40msになりやすくラグが発生しがちです。
麻雀やポーカーなどPing値の影響が少ないゲームなら問題なく楽しめますが、FPS・格闘ゲームは光回線の利用をおすすめします。
ホームルーターの速度は光回線とどちらが速い?
光回線は光ファイバーを利用するため安定感が高く、平均実効速度が400Mbps以上のサービスが多いです。
ただし、WebサイトやSNSの閲覧、動画視聴やオンライン会議といった用途ではホームルーターの速度でも十分快適に利用できます。
一番速いホームルーターはどれ?
| サービス | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| ドコモ home 5G | 201.69Mbps | 19.97Mbps | 39.42ms |
| ソフトバンクエアー | 150.76Mbps | 14.19Mbps | 41.48ms |
| au/UQ WiMAX | 119.69Mbps | 27.47Mbps | 47.49ms |
| Rakuten Turbo | 91.01Mbps | 32.11Mbps | 42.21ms |
ホームルーターの中で最も通信速度が速いのは、ドコモのhome 5Gでした。
ただし上記はあくまで平均値であり、地域の電波環境によって通信速度は大きく変わります。
回線が100Mbpsなのに遅いのはなぜ?
実効速度は通信環境によって変動するため、最大値より大幅に低い数値が出ることも珍しくありません。
古いホームルーターほど最大通信速度の設計値が低い傾向にあるため、速度に不満がある場合は最新モデルへの買い換えを検討してみてください。
ホームルーターに速度制限はある?
ただし、短時間に大量のデータを使った場合に一時的に速度制限がかかる「ネットワーク混雑時の優先制御」が設けられているサービスもあります。
また、ポケット型Wi-Fiとは異なりホームルーターは月間上限のないプランが主流なので、容量を気にせず使い続けられるのが特徴です。
ホームルーターの通信速度は速いが向き不向きに注意しよう!
ホームルーターの通信速度は光回線と比べると劣りますが、用途を選べば十分快適に使えます。
最後にこの記事の内容をまとめます。
- WebサイトやSNSの閲覧・動画視聴・オンライン会議ならホームルーターで十分快適
- FPS・格闘ゲーム・ライブ配信には光回線の方が向いている
- 速度が遅いと感じたら再起動・設置場所の変更から試してみる
- 夜間(20〜24時)は回線が混雑して速度が落ちやすい時間帯
- 速度重視ならドコモ・ソフトバンク・楽天回線のホームルーターがおすすめ
FPSや格闘ゲーム、ライブ配信をする人には不向きですが、それ以外の用途ではホームルーターで問題ないケースが多いです。
自分の使い方がホームルーターに合っているなら、工事不要でとても重宝するサービスです。
